
WE ARE へんじん。
第14章 会話
どくん....どくん....
まだ、心臓が高鳴っている。
まさか吉高に告白されるとは。
これから どうしようか....
ガチャ ドアが開いた。
「入ってもいいか。」
克也だった。
「もう入って来てるじゃん」
苦笑いしながら答える。
いつもは、あぁ悪ィ悪ィとか言って
入って来るが
今日は妙に神妙な顔をしている。
そして、
「お前、岩崎とヤったのか」
と言った。
「えっ?」
「だから、お前岩崎と
ヤったのか って」
「ヤってないヤってない!!」
慌てて手を目の前で振る。
「........」
克也は黙って見つめてくる。
(自慢じゃないが、イケメソなんで
ちょっとドキドキする
「なっ....何?」
何を言い出すかと思いきや、
克也はニカッと笑って
「そっか」
と言って出て行った。
「(びっくりしたぁ....」
