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WE ARE へんじん。

第16章 先輩

教壇の後ろに隠れているが

克也がいるにはとても動けない。

耳元で裕大はささやいた。

「どうする?

お兄ちゃんが見てるよ? 」

言いつつ、クリをなぞる。

「(だめっ....!」

イク寸前だった紫苑は

口を抑えて、イった。

克也は辺りを見渡すが

首をかしげて言った。

「...ま、いっか。帰ろ」


ガラララララッ




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