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高校で始まる物語

第3章  教室で…


「ご…ごめんね……へ、変なとこ……見せちゃったね」


先生は無理に笑っていた。


圭太にもわかった。



ほっといたら、今にも泣き出しそうなのに。


圭太はそんな先生を抱きしめてやりたいと思った。


でも、そんなことできるはずかない。



生徒と先生という足かせがある限り……


それをわかっていた圭太はぐっと堪えた。


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