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お前は俺のxxx

第10章 やっぱり最低‼︎



(わぁ〜‼︎ 何で..私。
こんなヤツにドキッとしてんのよ〜。)


動揺する私を見て、颯太はいつもの妖しい笑みを浮かべる。


『……お前も食わせろよ。』


( ッッ ‼︎ )


「 ッバカじゃないのッ⁉︎ 最低‼︎ 帰る‼︎」


私はバッグを掴むと、自習室を飛び出した。


(まじ最低‼︎ あんなヤツに、ドキッとした自分もムカつく‼︎)


靴を履き替え校舎を出ると、空には星が出ていた。

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