
人型ナビ
第3章 ドライブ①
香枝がうちにきてから全てが変わった。
ドライブだけじゃない、食事だってなんだって全部が桃色に変わった。
「新しい彼女」として生まれてきてくれた「新しい香枝」は俺の人生を大きく変え、そして休日の過ごし方も大きく変えてくれた。
そう、ドライブだ。
本来、このために生まれてきたのだが、やっぱり少し最初のうちは抵抗があった。
彼女にナビゲートさせるなど、本来させるべきなのかどうか、と。
しかし彼女は「俺の恋人」であって「俺のナビ」なのだ。
だから、これは至極当然のことであると思うことにしてからは、休日がくるとドライブにでかけるようになった。
「明日は休みだからな、しっかりドライブできるようにガソリンは満タンにしとかなくちゃな。」
この日も、明日は香枝を連れてどこかにデートにいこうと決めていたから、行き先は決めず、ガソリンを満タンにして車に乗り込んだ。
さぁ、家に帰ろう。
香枝が俺を待ってるからな。
ドライブだけじゃない、食事だってなんだって全部が桃色に変わった。
「新しい彼女」として生まれてきてくれた「新しい香枝」は俺の人生を大きく変え、そして休日の過ごし方も大きく変えてくれた。
そう、ドライブだ。
本来、このために生まれてきたのだが、やっぱり少し最初のうちは抵抗があった。
彼女にナビゲートさせるなど、本来させるべきなのかどうか、と。
しかし彼女は「俺の恋人」であって「俺のナビ」なのだ。
だから、これは至極当然のことであると思うことにしてからは、休日がくるとドライブにでかけるようになった。
「明日は休みだからな、しっかりドライブできるようにガソリンは満タンにしとかなくちゃな。」
この日も、明日は香枝を連れてどこかにデートにいこうと決めていたから、行き先は決めず、ガソリンを満タンにして車に乗り込んだ。
さぁ、家に帰ろう。
香枝が俺を待ってるからな。
