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雨の日〜夏恋〜

第6章 ゆうやと私


私はゆうやが死んでから泣かない日はありませんでした。

毎日ゆうやとのLINE見返すと涙が、止まらなくなります。

お葬式では声を上げて泣きました。

遺体を焼く前もキスをしました。

目をつむっているのはなんでかな?どこいったの?ゆうや?……………ゆうや。


私は毎日ゆうやのお家へ行って、手を合わせます。

ゆうやのお母さんとお父さんは私を娘のようにかわいがってくれてます。
感謝しきれません。

ゆうやに遺書を書かないでと言ったので遺書はありません。
だけど、手紙がありました。

{愛するゆめへ
ゆめは元気ですか?俺は今天国で楽しくやってるよ。可愛い子はいないけどね?ww
俺はゆめと1年しか一緒にいられなかったけど10年分くらいの思い出ができました。
ゆめはもう俺の奥さんだから、不倫しちゃったらだめだよ?w
俺との約束!!
この世に今俺はいないけど、昔はこの世に俺はいたから、忘れないでね?
元気な子供を産んでください
顔をみせてね?手を合わせてね?
父のいない子供でごめんね。と子供に謝ったらダメだからね?
前を向いて歩いてね。悲しくなったら俺の部屋に行って、泣いていい。
きっとそこに俺はいる。ちょっと怖いけどwwじゃ、また会う日まで

ゆめの旦那、ゆうやより}


泣きました。泣き崩れました。
どんなに泣いても満足できないくらいに泣きました。
喜びもすごく大きかったです。

ゆうやの分まで幸せになろうと思います。

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