月夜に君と待ち合わせ
第2章 月明かりで影は濃く…長く…
君は、いつも僕に笑ってくれる…
友達が多い訳じゃない…こんな僕に…
君と出会えて――――…僕は、ホントに幸せ者だ
でもね、僕には心配事があって―――――…
コンビニでバイト中の君は、いつも笑顔でニコニコしてるから――――…
チャラい男どもが、君を口説きに入るんだ…
タバコ臭い息で…彼女を困らせる…
僕は、すかさず間に入って!彼女の身を守る!
彼氏の役目だからね!
彼氏の登場に、チャラ男どもは、怯んでコンビニから出ていく――――…
「ありがとう……」
彼女の目が怯えていた…
大丈夫―――…
僕がいつも側にいるからね―…