
ただいま。
第2章 遊園地
新が買ってきてくれるまで私はすぐそばにあるベンチで座って待っていること、5分弱。
「おまたせ」
「買って来たの?」
「うん」
はい、と渡されたそれを私は受け取って食べた。
美味しいはずなのに、なんだか味が分からない。
「新」
「何?」
「おいしい?」
「うん、うまいよ」
「・・そうだね、甘くて美味しいね」
「え?」
甘いはずだ、アメリカンドックだから、ほんのり甘いはずなんだ。
・・でも、これは少し違うのかなぁ・・。
わからない、どんな味なんだろう
。
「甘い・・の?」
「うん。」
「ケチャップかけてあるのに?」
ああ、そうか。
ケチャップのことを忘れてた。
そうか、これがかかってたら酸味のが強くなる・・よね。
「そこじゃないとこかじったの!」
「ああ、そう?」
もふもふと食べ終わると、どれにまずは乗ろうか、なんてマップを見ながら会話を始める。
結果、最初から怖いものは嫌だという私の意見を尊重してくれた新。
ジェットコースター系は苦手なんだよね・・本当に・・。
特に、初めて乗るやつは・・。
何度か乗ればオチがわかるからマシになるんだけど・・。
「じゃあ、まったりしたものに乗ろう。手始めに、フライングハートに乗ろうか。」
「あー、あれか」
私が指を刺した方向には、ハートの形をした箱に乗って、振り回されるという・・。
「あれ、ゆったり?」
「まぁ、うん」
「・・・まじか」
私にはそれさえも怖いんだけど!
・・まぁ、これがダメなら何に乗るんだって話だから乗るけど。
「おまたせ」
「買って来たの?」
「うん」
はい、と渡されたそれを私は受け取って食べた。
美味しいはずなのに、なんだか味が分からない。
「新」
「何?」
「おいしい?」
「うん、うまいよ」
「・・そうだね、甘くて美味しいね」
「え?」
甘いはずだ、アメリカンドックだから、ほんのり甘いはずなんだ。
・・でも、これは少し違うのかなぁ・・。
わからない、どんな味なんだろう
。
「甘い・・の?」
「うん。」
「ケチャップかけてあるのに?」
ああ、そうか。
ケチャップのことを忘れてた。
そうか、これがかかってたら酸味のが強くなる・・よね。
「そこじゃないとこかじったの!」
「ああ、そう?」
もふもふと食べ終わると、どれにまずは乗ろうか、なんてマップを見ながら会話を始める。
結果、最初から怖いものは嫌だという私の意見を尊重してくれた新。
ジェットコースター系は苦手なんだよね・・本当に・・。
特に、初めて乗るやつは・・。
何度か乗ればオチがわかるからマシになるんだけど・・。
「じゃあ、まったりしたものに乗ろう。手始めに、フライングハートに乗ろうか。」
「あー、あれか」
私が指を刺した方向には、ハートの形をした箱に乗って、振り回されるという・・。
「あれ、ゆったり?」
「まぁ、うん」
「・・・まじか」
私にはそれさえも怖いんだけど!
・・まぁ、これがダメなら何に乗るんだって話だから乗るけど。
