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夕雲の中学生恋愛日記

第15章 日常…?

春になって、また新しい気持ちで校門をくぐる。その隣には祥亘。

「今日から2年か…部活入る人いるかな。」

「バスケ部の方がそれは心配だよ!ただでさえ人数いないんだから!」

「そっか。」


始業式も終わり、あとは入学式。1年前は私達もあそこにいたんだ、と思うと、なんだか緊張してきた。




入学式は無事に終わった。あとは帰るだけ。

「夕雲、転校生のこと聞いた?」

「え?転校生?」

「そ。俺らのクラスに入るって、明日から入るらしいよ。」


「へぇー。」

「あんまり、気になんないの?」

「うん、別に。」

「転校生が珍しい訳じゃないけど、少しは興味もったら?」

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