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陽だまりの空

第3章 登校

「待てよっ…」


やめてっ、期待しちゃうのっ。



「翼っ…いかないでっ…」


「夏那……?」


「おいていかないで…」


あぁ、もうだめだ。



今話したら…私

きっと……

体が重くなって、足がふらついてくる。

視界が眩み、

私の意識はそこで途絶えた。

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