
中学生
第4章 彩乃ちゃんと真尋ちゃん
今日の部活が終わった。
今日は、ピラミッドインターバルをやった。
ピラミッドというのは、100、200、300、200、100ということである。そのあいだあいだに100のジョグをいれる。
やっぱり、インターバルは楽しいっ!
生徒全「「ありがとうございましたー!」」
先生の話が終わって、挨拶をした。
部活が終わった〜!
部活は楽しいけれど、まぁ、そういう気持ちにはなるよね。
彩乃ちゃんが話しかけてきた。
彩「やっぱり、真尋ちゃん私のこと嫌いだよね。」
またこの話か。
紫「嫌いっていうより、苦手なんじゃないかな?」
彩「だって、避けられてるよ。」
紫「彩乃ちゃんを嫌いという理由がわからないよ。」
彩乃ちゃんは、優しくていい子だ。
嫌いになる理由がわからない。
彩「先輩と一緒にいるからだよ。」
紫「私だって先輩と一緒にいるよ?」
彩「綾香先輩とよく一緒にいるからだよ。」
紫「??」
彩「早い人と一緒にいるから。」
紫「でも、面白い話だね。真尋ちゃんたちの方が先輩と一緒にいるのに。」
真「紫苑〜!帰ろ〜!」
その時、真尋ちゃんが私を呼んだので、じゃあねと言ってカバンのところへ向かった。
帰ってから思ったことだが、そういえば、真尋ちゃんと彩乃ちゃんのカバンの間に私のカバンをいれてたな〜と思った。
きっと、それを見て彩乃ちゃんは今日言ったのだろう。
