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私の見方

第2章 てるてる坊主

ある人はこう思う。
自分は役に立てなかったてるてる坊主みたいに

役に立たないとわかれば邪魔な存在で捨てられてしまう。

てるてる坊主を飾れば必ず晴れるわけではない。

だが人間は晴れるよう、てるてる坊主を作り飾るわけだ。
そこで翌日晴れたらその飾られたてるてる坊主は捨てられずまた次のときに使うようとっておかれるのがほとんどだ。

もしも翌日雨だったらどうだろうか。
飾られたてるてる坊主は役に立たないと認識され
役に立たないてるてる坊主は上が丸まっているただのゴミとなり邪魔な存在となって捨てらるわけだ。

人間もそう。
役に立たない人間は一番上が丸まって二足歩行できる生き物。
突っ立っていれば邪魔な存在だと思われ捨てられる。
その人は確信した。

役に立たないものは













邪魔なゴミ

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