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檻の中の女

第3章 日常





私は処女だけど

処女じゃなくなった高校の同級生たちのほうが、

もっとずっと綺麗な存在だ。





私が普通の女の子だったら、

なんて夢を見ることはとうにやめている。




今さら、自分が歩むことのできなかった

もうひとつの人生のことを考えたって、

悲しくなるだけだ…





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