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檻の中の女

第3章 日常





「そーなの?実は私もなんだ!

昨日頑張ってクッキー作ったから!」



えっへんと笑ってクッキーが入った
袋を差し出してくる優香に、

「え、あ、ありがとう。
てかなんで?急にクッキー?」




「えー、だって今日はさ、

水無月兄弟の誕生日だかさっ!」



目をハートにした優香が
はしゃぎながら言った。




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