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檻の中の女

第3章 日常





「んー、私の手作りクッキーなんて、
あの2人からしたらしょぼいだろうけどさ、
まぁ受け取ってもらえなかったら2人で食べよ!」



ケラケラと笑う優香に、



「優香って、あの2人のどっちが好きなの?」


と、聞くと、



「え?うーんそうだなー…




両方!」



と、元気よく答える様子に

ぷっと吹き出してしまった。





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