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ワールドアパート

第3章 天才の発想

「つまりは、その3年間

母体で成熟された脳を持つ天才の娘を

監視するという仕事なんですね」

僕は無意識のうちに、
速瀬玲於奈に…坂口先生にうまいこと丸め込まれていた

興味が湧いたのは確かだ

その少女に会いたいと思ってしまった


天才の娘 それを上回る天才
監視が必要なほどに…


「渋沢くん‼興味が湧いたようだね
会いたいと思っているだろう
死ぬまでに二度とない機会だと思うよ

本当の天才に会うことなんて
出来ないと思うよ」

間違いなく心が揺れた


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