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ワールドアパート

第3章 天才の発想

唇は震えた

天才に触れれば

僕もおかしくなってしまうのではないか
その恐怖があった

でも揺れる心は止められなかった


「この仕事…やらせて下さい」

迷いはあった


でも好奇心の方が迷いや恐怖を飲み込むように

僕の心を満たしていった

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