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曖昧☆Bboys

第8章 秘密のKiss

次に霧人は簡単に私の向きを変えた。


とうとう霧人の顔を真近で見てしまった。


悔しいけど、その艶っぽく甘い目元には叶わない。


私はあっけなく唇を奪われた。


強引とも思えるキスに私は抵抗できない。


いきなりの濃厚な舌遣いは甘いあの日を嫌でも思い出させられ、つい夢中になってしまった。


「んんっ...」


息もつけない程の熱いキスで身体の力が抜けてゆき霧人の逞しい胸に身を委ねてしまう。


どうかしてる...


私どうかしてるわ...


そう思いながらもキスが止まらない。



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