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曖昧☆Bboys

第16章 気分を変えよう

紅林さんはとてもアラフォーには見えないくらい若くて素敵だ。


こんな芸能人並の若さを持ったアラフォーはなかなかいない。


私は自分の恋の悩みよりそっちに驚愕していた。


「まあ、いきなり相談なんかできないですよね、気にしないで下さい、ははは」


紅林さんは笑って誤魔化し、髪に視線を落とした。


よく見ると真剣な横顔に大人の自信が垣間見れる。


なんとなくこの時信頼できそうと感じた。


その瞬間、


「私...同棲中の彼氏がいるのに別の男性と...」


とポツリと口に出てしまった。

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