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曖昧☆Bboys

第17章 甘くて切ないドライブ

車中、私達は肝心な話題には触れなかった。


たわいもない会話で笑い合う。


純粋にそんな霧人との時間は楽しい。


前回、食事ができなかった事もあり、少し早めの食事を取る事にした。


すっかり日も落ちた都心は街の明かりで眩しいくらいだ。


霧人はパーキングに車を停め、オススメの店に私を連れて行っていってくれるようだ。


やはり歩く時は、さりげなく腰に手を回しエスコートしてくれる。


密着する片側が熱くなりドキドキとしてきた。

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