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曖昧☆Bboys

第19章 弄ばれて愛されて

「ふふ、良かったね。あ...」


「どうした?」


「さっきクリスマスケーキ予約しちゃった」


「いいじゃん、終わったら食べよう」


「そうだね」


私達はニッコリ笑いながらアパートに戻る。


霧人を好きな私はこんな時眠っているのだろう...


ご機嫌な彰吾は鼻歌交じりで私の手を繋いだ。


「彰吾、手が冷たいね」


「帰ったらあったかくして」


「はは...」


テレながらも笑って誤魔化してしまった。








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