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曖昧☆Bboys

第22章 霧人とのクリスマス

「開けてみて」


「うん」


私は紙袋から箱を取り出しリボンを解いた。


箱を開けるとピンクの宝石が付いたハートのピアスだった。


「わっ可愛い!!」


「だろ?美咲に似合うよ」


「でも、これなんか高そう...いいの?」


そう思ったのは箱に書いてある文字は私でも知っているブランドだったからだ。


「だから今日渡したかったんだ。お土産プラスクリスマスプレゼントだからね」


「ありがとう」


霧人はハンドルを握りながら照れ臭そうに口角が上がっている。


凄く嬉しかった。


私の為にこんなふうにプレゼントを用意してくれてこんなふうに突然クリスマスに現れて...


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