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曖昧☆Bboys

第22章 霧人とのクリスマス

「これから店だからあんまり時間ないけど、寄り道平気?」


そういえばどこに向かってるか全然知らなかった。


「うん、平気」


急に現実に頭が戻る。


彰吾と気まずいままの事を思い出した。


夕べの出来事がリフレインする。


窓から見える都内の景色はイルミネーションのように綺麗なのに、私だけが汚く感じた。








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