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曖昧☆Bboys

第24章 大人の魅力

口説かれてるのかな?


急に警戒心が湧き出した。


帰ろうかな...と気持ちがよぎる。


「あの...そろ」


「まあ、僕のことはいいんだけど、せっかくだからその後の話聞かせて」


と言葉を遮られてしまった。


微笑む紅林さんはやっぱり落ち着いていて、余裕のある大人の魅力が滲み出ている。


ああ、紅林さんなら大丈夫だ。


と根拠のない安心感に囚われ、私は、吐き出すように今までの事を話していた。





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