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曖昧☆Bboys

第26章 すれ違いなハート

変わってない現実にどうしようもないほど安心した。


が、彰吾とすれ違いで寂しくも感じた。


彰吾...好きじゃないって言ってた。


夢の中の事なのにそんな言葉で胸が重くなる。



「はあ...」


朝から大きなため息をつき、温かい布団から渋々起き上がった。


「さむっ」


季節はもう直ぐ春が来るはずなのに、まだまだ寒さが身に染みる朝だった。








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