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曖昧☆Bboys

第28章 君の事

パリンッ


「いてっ」


思いのほか力が入っていたのか洗っていたグラスが手の中で割れた。


「ほら...」


カエは分かったような口を叩いた。


「怪我したんだから少しは心配しろよ」


「だからしてるじゃん」


「・・・そうだな」


言い返す言葉が見つからない。


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