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曖昧☆Bboys

第30章 ビミョーな二人

「行こうよ!私あのカウンターしかないこじんまりとした空間好きなんだよね~」


確かに私もまだ飲み足りなかった。


「ほら、セカンドは奢るから、出よっ」


そこまで言われると断りきれない。


「いいよ、奢らなくて。その代わりココ奢ってとか言うんでしょ」


「あっバレた?ははは~っ」


「バレバレよっ」


親友とは久しぶりに会ってもこんなふうにまた笑い合える。


彰吾も友達だったら良かったのに...


恋愛感情の不便さを感じてしまう。



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