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曖昧☆Bboys

第30章 ビミョーな二人

「さっ、行こう」


「うん、お勘定はワリカンでね」


「ははっ、ハイハイ」


私達は上機嫌で店を出てセカンドに向かった。


霧人いるかな?


いるよね...


彰吾とこんな状態でまた霧人に気持ちが揺れたらどうしよう...


そんな不安を抱えながら、顔ではそれを隠し笑い合いながら、亜紀と二人夜の街を歩く。


夜なのにもうさほど寒くない。


桜の花がもう弾けそうな程芽吹いていた。











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