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曖昧☆Bboys

第30章 ビミョーな二人

「霧人さん美咲の事気にかけてくれてたんだよ。彰吾の事少し話しちゃった」


「えっ!?」


美咲の反応が異常だ。


「そんな大したこと聞いてないよ。大丈夫」


とりあえず宥めてニコリと笑顔を向ける。


美咲は一度こちらを向いたが直ぐに視線を逸らせてしまった。


「亜紀、余計な事言わないでよね」


「はあい、ごめんなさ~い」


悪びれてる様子ではないが亜紀ちゃんは少し肩を窄めた。



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