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曖昧☆Bboys

第31章 愛に甘えて

「美咲は彼にやめて欲しいの?」


「そんなこと思ってないけど...
なかなか成功できるもんでもないでしょ」


「まあ、確かに。実力だけじゃ無理だよな」


美咲はそれ以上彼の事は口にしてこなかった。


今は彼を思い出したくないのだろうか?


それとも彼の未来に自分の未来に不安を感じているのだろうか?


俺に今できる事はただ、美咲を抱くだけだ。


そうやって口にしない想いを伝えるだけ。


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