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曖昧☆Bboys

第32章 私の望み

「きっかけがあればね」


「きっかけ...」


「そう、きっかけがないから答えが出ない。選択を迫られるきっかけがあれば、人は決断するよね」


そうか...確かに切羽詰った状況はない。


「でもそろそろかもね。美咲さん、結構疲れてる顔してる」


「そうですね。私もそう思います」


「僕って選択も考えておいてね」


「ははは...」


サラッとそんな事を言うから笑ってしまった。








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