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曖昧☆Bboys

第4章 イケメン霧人に酔わされて

なになになに?!


と思っているのに私はその腕にしがみつきたくなった。


なんだか霧人の胸の中は広くてとっても安心できて心地よかった。


私きっと疲れてるんだ。


そう、きっと疲れてる・・・


こんなふうに無条件にぎゅうっとされるとここで休んでもいいような気がしてくる。


霧人を見上げるとやっぱり優しくて魅力的な瞳に吸い込まれそうになる。


慌てて目を逸らせ下を向こうとしたが霧人はそれを許してくれなかった。


ボールを掴むように両手で私の両頬を捉えそのまま顔が近づいてきた。


色香の漂う眼差しに捉えられる。


ああ...もうダメ...


ロックオンされた私はそのまま目を閉じた。













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