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曖昧☆Bboys

第38章 男同士

…彰吾side…


バイトの帰り、まだ日は明るい蒸し暑い夜の始まり、俺は一枚のメモを片手にキョロキョロと辺りを見回していた。


黒字に青いライトにメモと同じ文字を見つける。


《SECOND》


あそこだ。


ビルに入りエレベーターに乗り2Fを押す。


ウィーンと機械音がなると少しの緊張と期待が胸を高鳴らせる。


チンとなると重厚な扉は両面に開く。


一歩出ると右手にオープンの看板が掛かった黒いドアがあった。


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