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「これ、契約書と今後のプロジェクト」


数枚の用紙が俺の前に出された。


そう、今日はエーマックスレーベルとの契約にきたのだ。


カウンターの中にはあのライブの日声を掛けてくれた長髪髭のイケてるお兄さん、そうエーマックスの社長、朝倉霧人さんがいる。


俺はビッチリと字で埋め尽くされた用紙に目を落とす。


カウンターの中で朝倉さんは少し微笑みながら俺を見ている。


イケメン兄さんの視線は男の俺でもちょっと照れる。