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曖昧☆Bboys

第38章 男同士

そんな視線を気にしながらも俺は必死にその用紙の文字に目を通した。


契約内容は申し分ない。


その次のプロジェクトの内容は…


えっ⁈


「朝倉さん、俺、アメリカ行くんですか?」


「いい考えだろ!あっちでセッションしてレコーディング!もういいドラマーは見つけてあるんだ、君も気に入ってくれると思うよ」


「じゃあ善三さんは…」


「悪いけど彼のドラムはイマイチ」


「そうですか…」


あんなに探してやっと見つけたドラマーなのにアッサリ否定されちょっと悔しかった。


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