テキストサイズ

曖昧☆Bboys

第39章 霧人とのサヨナラ

そのまま私はセカンドのビルに入りエレベーターのボタンを押した。


二階のセカンドの扉を開けると以前見た女性が同じ席に座っていて、カウンターの中には霧人がいた。


「こんばんは~」


そう言ったのに霧人は何故か驚いた様子で固まっていた。


「あ、ああ、いらっしゃい!珍しいね、一人?」


「うん、ちょっと話があって」


「あ、ああ、そんなんだ」


霧人の焦った様子が妙にひっかかったがもうそんな事は関係ない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ