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曖昧☆Bboys

第47章 切羽詰まって見えたハート

その時カエが愛しくて堪らない感情が溢れた。


悔しいが認めよう。


「好きだ、カエ」


カエは俺にしがみついた。


「後悔しても知らないから」


「じゃあ、後悔させんなよ」


「…うん…させない…絶対させないっ…」


カエは泣きながらそう言った。


俺は…


いつの間にかカエを


カエの事を愛していたんだ。


今度こそ大切にしよう。


俺の中の愛を。


そう心に誓って繁華街の道で人目もはばからず抱き合っていた。


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