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曖昧☆Bboys

第50章 玲奈のハート


「なんでだよ、その為に来たんじゃないか」


「そうだけど...」


今度はブランケットに包まってしまった。


「どうした?住所失くした?」


「違う...怖い...」


「え?」


ブランケットからガバッと身を出し俺にすがり付く。


「もし、迷惑だったら?もし、私を覚えていなかったら?」


顔を上げた玲奈は今まで見せた事がない泣きそうな顔だった。


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