テキストサイズ

曖昧☆Bboys

第51章 まさか私が...

当たり前だ。


あれからまだ一週間。


仕事は再開したもの心の傷はそう簡単に癒えるものではない。


でも今思うことは...


彰吾にしてあげてた事は彰吾の為ではなく、私の喜びだったって事。


人は誰かに必要とされるって嬉しい。


自分が何かしてあげると嬉しい。


結局、私と彰吾はそれで成り立っていた。


そんな恋愛だった。


なあんて思えるようになっただけ、前進してるかな。


早足で駅に向かい、着いたばかりの電車に飛び乗る。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ