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曖昧☆Bboys

第53章 新しい命

その夜、亜紀は珍しく私のアパートにやってきた。


事情を話すとニッコリ笑って


「美咲が決めたなら、応援する!何でも言って‼︎」


と心強い事を言ってくれた。


私はまだまだ一人じゃない。


そんな気持ちになって勇気づけられた。


「でもさ、その紅林さん、どういうつもりなんだろ?」


亜紀は腕を組んで首を傾げた。


「なんか、紅林さんの気持ちが私もよく分からないんだよね。
いつだって本気なんだか冗談なんだか、からかってる様な言い方なんだもん」




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