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曖昧☆Bboys

第53章 新しい命

「へえ、じゃあもしかしたらって事ある?」


「え〜、ないでしょ」


「じゃあ、足長おじさんだ」


亜紀はケラケラ笑った。


足長おじさん。そんな良い人いるのかな?


ちょっと不安を感じつつも今はお腹の子を無事に産みたい気持ちの方が強かった。


「亜紀、泊まってく?」


「ううん、智也が待ってるから」


「一緒に暮らしてるの?」


「うん、まあね」


と答えた亜紀の顔は幸せそうだった。



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