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曖昧☆Bboys

第53章 新しい命

「仲良くね、今日はありがとう」


「うん、いつでもまた呼んで」


「そうする」


ニッコリとお互い笑った。


それぞれ違う道だけど、お互いなんだかいい顔だ。


玄関まで送ると、外の風が部屋に入ってきた。


もう、秋の匂いだ。


私は来月いよいよ31歳になろうとしていた。




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