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曖昧☆Bboys

第54章 パパ気分?

「おお、どうだった?」


「もちろん順調!つわりも少なくなってきたし、安定期にこのままなるかな」


「良かった良かった!じゃあ性別は次くらい?」


「それがね…」


「何?」


紅林さんの顔が真顔に変わった。


「じつは…」


少し勿体つけると、息を飲んで私を見入る。


ちょっと可愛いかも、なんて不謹慎にも思ってしまった。


「あのね…見えちゃったのよ。エコーで」


「何が?」


「ふふ…付いてたの!」


「おおっ男の子か!」


紅林さんはやっと分かって目を輝かせた。



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