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曖昧☆Bboys

第54章 パパ気分?

「今日もベイビーちゃんは大きくなってるね」


今度は頬を私の腹に擦り寄せている。


「木曜日からはそんなに変わってないでしょ」


「いいや、少しづつだが、分かるんだ」


紅林さんは腹にに頬ズリしながら自信を持って言った。


まるでお腹の子の父親だ。


私の中で少しの戸惑いもあったが、こんな子煩悩な人が旦那様だったら幸せだろうなあと思えてきた。


「あ、今日病院行ったのよ」




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