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曖昧☆Bboys

第54章 パパ気分?

ちょっといい感じだったのに拍子抜けした。


あれ?私紅林さん好きだっけ?


自分の気持ちに戸惑ってしまう。


そんな私を素知らぬ顔をして、上着を着て帰り支度を始めた。


あ、寂しく感じてる私。


「じゃ、美咲さんまた来るね」


「はい…」


私は顔に出ているのだろうか。


「大丈夫、また来るよ」


と言われ、頭をポンポンとされ、優しく眼差しをくれた。そして私のお腹を触って、


「バイバイ、ベビーちゃん」


と話しかけ、玄関のドアを出て行った。




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