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曖昧☆Bboys

第61章 夢叶う

観客の視線が一気に私に集まった。


やだっ、なにこれっ!


「美咲ちゃん!愛してる。家族になろう!」


彰吾は辱めもなくマイクを通して私に告げた。


しかもライヴ中に!!


驚き過ぎて私は固まってしまった。


すると、隣の女性が微笑んで頷き、立つように促した。


立ってみたもののどうしていいか分からない。


だってこれって公開プロポーズ??


周りの視線が私の答えを待っている。




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