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曖昧☆Bboys

第64章 ワンコなLove

「ただいま...」


いきなり後から耳元で言われて驚いた。


「うわっ、ビックリした。お帰り」


彰吾は翼が起きないようそっと帰ってくるようになっていた。


「今夜は早いじゃない」


丁度洗い物が終わり、蛇口を閉めタオルで手を拭く。


「うん、今夜は美咲ちゃんの夕飯が食べたかった」


「今夜は彰吾の好きなから揚げだよ」


「やった!」


彰吾は相変わらず無邪気に喜び尻尾をパタパタ振っているようだ。


相変わらず可愛い。


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