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天女

第2章 出会い。え、ここ現代じゃないの!?

そこで
私は はっとした

処女を奪われそうだったため
ききそびれていたことを思いだす

「私のスマホしりませんか?」

「すまほとはなんだ」

興味がそれたように
彼は ふところからなれた手つきで
紙と筆を取りだした。

「筆でかくって
いつの時代の人ですか」

「江戸時代だが」

お決まりだってわかってる
でも一言いわせて

これは夢であってと


それでもこれでもかと
空には星ではなく太陽が輝いていた。

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