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フーセンガム

第24章 最終日②

(二宮side)

翔が、俺のソレを擦る。

「あっ、だめっ…イッ」

すぐに、イってしまった。

櫻「そんなに我慢してたの?」
「うっ、うん…ぁん」

翔の上で、揺れる。
気持ちよすぎて、身体がもっと翔を求めた。

初めは、この行為が嫌で堪らなかった。
いくら翔を愛していても、痛いものは痛かった。

だから、翔を拒否していたことを覚えてる。

「あっ、んぁ…翔っ、好きっ大好きっ」

今では、この行為にも意味ができた。

櫻「好きだよ。和也」

翔のスイッチが切れた。
ドSのスイッチが…。

櫻「痛くない?大丈夫?」
「大丈夫っ、気持ちい…えっ」

翔が突然、ナカから抜いた。

「なんで…」

初めてだった。
ドSのスイッチが切れても、抜くことは一回もなかったのに…。

櫻「ちゃんと、襲いたい」
「え?」
櫻「俺…いっつも変なスイッチ…っていうか性癖?がでちゃうから…。」
「………。」
櫻「なんか…ごめ」

『ごめん』って言おうとする翔の前で吹き出してしまった。

「ふははっ、翔おもしろっ」
櫻「な、なにがだよ」
「まぁ、いいや。じゃ、優しくして?いつもみたいな激しいのじゃなくて…。優しくしてくれる?」

俺のおねだりに翔は、応えてくれた。

今日のセックスは、初めてなことだらけだった。

「…あっつい!」
櫻「あはは、お風呂いこうか」

大好きだよ、翔♪

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