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「頼って…いいの？」


「あぁ。」




嬉しいけれど


私が蓮君に甘えたら…


彼女が嫌な思いをしてしまう…。



私だったら絶対、彼氏にこんなこと他の子にしてほしくないし、言って欲しくない。



こんなの…駄目だ…。





「蓮君ありがとう…。


その気持ち、すっごく嬉しい。


だけど、やっぱり違うと思う。


彼女さんが…嫌がると思うの…。」





私がそう言うと


蓮君は不思議そうな顔をして身体をゆっくりと起こした。





そして－－－



一瞬、心底困惑したような表情を浮かべて
私に問うのだった。





「彼女さんて…何だ？」